ゆりかご園|小田原市酒匂|児童養護施設|

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理事長挨拶

理事長挨拶

 

御 挨 拶

 

理事長 米 山 勝 彦

 

 児童養護施設ゆりかご園は、戦禍が色濃く残る昭和22年、初代理事長山下タケ女史のもとに社会福祉法人ゆりかご園の事業として設立されました。以来60有余年児童養護の最前線として、数多の職員、地域や福祉関係者のかたがたのなみなみならぬ努力の積み重ねにより今日を迎えました。

 そして平成26年4月より園舎の新築に伴いユニット型支援をスタートさせました。児童の居室もプライバシーに配慮し、且つ安定した生活空間がもてるよう学童以上はすべて個室となりました。国の将来方向を踏まえた最新型施設の一つとなり児童も職員も活き活きとして生活をしています。これからは、毎日の実践を通して、支援の質をさらに高みに持ってゆくことに挑戦をしてまいります。

 社会福祉法人ゆりかご園は、現在、児童養護施設「ゆりかご園」並びに地域小規模児童養護施設「ようらん」を持ち児童定員51人を擁すると共に緊急一時保護の居室や神奈川県による家庭養育支援センターを経営しています。

 いつの時代でも、児童には、健全に発達してゆくための権利が保障されなければなりません。毎日生きてゆく「今」というときが極めて大切なこととなります。そのためには、児童養護施設の支援のありようと共に地域社会との綯い交ぜにした生活が必須です。

 これからの社会福祉法人は、地域との協働により、地域の福祉力を増強させてゆくことが使命の一つともなります。

 社会福祉法人ゆりかご園は、地域と互いに支えあう社会福祉法人を目指します。

 どうぞご指導ご鞭撻をお願いします。